小児科
医師紹介

小児科担当医師
廣瀬 彰子
はじめまして。このたび、ご縁があり、小児科診療を担当させていただくことになりました、廣瀬彰子です。院長先生にお声掛けいただき、地域のこどもたちの健康を支えるお手伝いができることを大変うれしく思っています。
大学卒業後、大学病院および関連病院で研修を積み、周産期センターにて新生児医療に従事してまいりました。その中で胎児心エコーにも携わり、胎児期から小さな命の成長を見守る大切さを実感してきました。また数年間は、小児科クリニックでの地域医療にも携わり、こどもたちとご家族に寄り添った診療を心がけてきました。
耳鼻科・皮膚科・小児科の診療内容は重なることも多いため、お子さまのことでお困りのことがあれば、小児科の視点からもお力になれればと思っています。現在は週に1回の勤務となりますので、対応できることには限りがありますが、これまでの経験を生かし、少しでも地域のこどもたちの健康を支えられるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
経歴
- 平成9年 久留米大学医学部小児科学教室 入局
- 平成9年〜現在 久留米大学病院及び関連病院務
- 平成22年 University of Alberta留学 (Clinical Research Fellow)
- 日本小児科学会専門医
- 日本胎児心臓病学会胎児心エコー認証医
- 一般小児/胎児循環器
当院の特長

耳鼻科・皮膚科との連携
当院は耳鼻咽喉科と皮膚科も診療を行っています。 耳鼻科では一般的なみみ・はな・のどの症状だけでなく 最新の設備を整えた日帰り手術なども行っています。
また、皮膚科でも様々な肌トラブルに対しての診療を行っています。 全ての施設が一つにまとまっていますので、様々な症状に対してそれぞれの専門知識を持った医師が対応できる体制を整えています。 この度、小児科を新たに新設することで地域のお子様の健康と未来を今まで以上に守っていく医療機関を目指していきます。
乳幼児健診
乳幼児健診
乳幼児健診は、赤ちゃんや幼児の健康状態を定期的に確認するための重要な医療行為です。この健診は、主に発育・発達の状況、栄養状態、先天的な病気や障害の有無をチェックすることを目的としています。
健診のスケジュール
1ヶ月健診:
出生後1ヶ月以内に行われ、授乳の方法や排泄状況、発育の確認が行われます。
3~4ヶ月健診:
首のすわりや発達の状況を確認します。
6~7ヶ月健診:
運動能力や発達の進捗をチェックします。
9~10ヶ月健診:
身体測定や医師による診察が行われ、ハイハイやつかまり立ちの状況を確認します。
1歳6ヶ月健診:
法定義務のある健診で、発達の遅れや先天的な病気の有無を確認します。
3歳健診:
こちらも法定義務で、成長や発達の確認が行われます
主な小児疾患
感染症
小児の感染症は、特に乳幼児や子供に多く見られる病気であり、様々なウイルスや細菌によって引き起こされます。これらの感染症は、季節や年齢によって流行が異なるため、保護者の方は注意が必要です。
- おたふくかぜ
- マイコプラズマ
- 肺炎
- RSウイルス
- 手足口病
- 突発性発疹
- はしか(麻疹)
- 風疹
- 百日咳
- プール熱(咽頭結膜熱)
- ヘルパンギーナ
- 水ぼうそう(水痘)
- 溶連菌
- りんご病
お子様の気になる症状と成長
下記の症状がある場合は医療機関で診察を受けるようにしてください。
また。お子様の成長過程の様子で気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
気になる症状
- 真っ赤な顔でいきんで苦しそう
- けいれんを起こした
- 鼻づまりが治らない
- 目やにが出る
- 便秘又は下痢をしがち
- うんちが緑色
- おちんちんの先端が赤く腫れて痛がる
- 皮膚に赤い発疹が出た
- にきびができた
- 体温が高い
- 母乳やミルクを飲まない、吐く
- 頭を痛がる
- 耳を痛がる
- 胸を痛がる
- お腹を痛がる
- 関節を痛がる
- 泣き止まない
- 食欲がない
成長過程の様子
- 寝返りを打てない
- 首のすわりが遅い
- 体重が増えない
- 指しゃぶりを止められない
- よだれが多い
- ハイハイをしない
- 1人立ちが遅い
- おねしょをする
- 物音や名前を呼んでも反応しない
- 歯が生えてこない