毛には、生えて伸びる成長期と、抜けてしばらく休む休止期を繰り返す毛周期があります。毛の生える部位によって毛周期の期間には違いがあり、1本ごとの毛周期も異なります。
レーザー照射による脱毛は、毛根に黒い毛が生えていないとできません。休止期の毛根には黒い毛がないため、再び成長期に入って黒い毛が生えてきてから出ないと脱毛できないのです。
この毛周期に合わせて、何度か照射することで永久脱毛が可能になります。
治療間隔はボディであれば1.5カ月～2カ月に1回、男性ヒゲは1カ月に1回が適しています。
医療レーザー脱毛は、皮膚表面に出てきている毛を剃って、医療用のレーザーを照射します。レーザーは皮膚下にある毛根の黒い色に反応して、熱によって炭化します。その熱が周囲の毛母細胞にも伝わって組織を破壊します。これにより、再び毛が生えなくなるのが永久脱毛のメカニズムです。
